お風呂場の水漏れは、放っておくと天井・壁裏・床下まで水が回り、カビや腐食、階下漏水など大きな被害につながるため、早めの対処が大切です。
この記事では、お風呂の水道まわりで起こりやすい水漏れトラブルを中心に、応急処置の方法から業者を呼ぶタイミングまでを、初心者にもわかりやすく解説します。
- 1. お風呂で水漏れが起きやすい場所は?放置するリスクと二次被害
- 2. 【場所別】お風呂の水漏れ原因とセルフチェックのポイント
- 3. 水道修理のプロが解説!お風呂の「水漏れパーツ」の役割
- 4. DIYで直せる?自分で修理できる範囲とプロに任せるべき境界線
- 5. 風呂の水漏れ修理・解決具体例
- 緊急時の応急処置の基本
- 業者を呼ぶ目安
- 6. 風呂の水漏れ|よくある質問(FAQ)
- 7. まとめ:お風呂の水漏れは早期発見と適切な対処が重要
お風呂で水漏れが起きやすい場所は?放置するリスクと二次被害
お風呂は「シャワー」「蛇口」「浴槽」「排水」「給湯器」など水道設備が集中しています。
よって、水漏れが起こりやすい場所です。
水道の水漏れを放置すると、浴室だけでなく脱衣所や階下の部屋まで被害が広がる可能性があります。
そして、結果的に高額なリフォームや補修が必要になるケースもあります。
ここでは「浴室の蛇口・シャワーからの水漏れ」「浴槽まわりからの水漏れ」「排水まわりのトラブル」を中心に、お風呂で起きがちな水道トラブルの原因と応急処置、業者を呼ぶ目安を整理します。
【場所別】お風呂の水漏れ原因とセルフチェックのポイント
お風呂場の水漏れは大きく「蛇口・シャワーなど水栓本体」「浴槽や循環金具」「排水口や排水配管」の3つの系統で起こることが多く、それぞれ原因と対応が異なります。
蛇口やシャワーからの水漏れの主な原因は以下になります。
- パッキンやカートリッジなど内部部品の劣化。
- ホース・パイプの破損。
- つなぎ目のナットの緩。
浴槽まわりの水漏れは、浴槽自体のひび割れや排水栓・ゴム栓の不具合、給湯器の劣化などが多く、排水トラブルでは排水口や配管内の汚れ・髪の毛の蓄積によるつまりが代表的です。
水道修理のプロが解説!お風呂の「水漏れパーツ」の役割
蛇口やシャワーの水漏れに関わる主な部品は、レバー内部のカートリッジ、ケレップや各種パッキン、シャワーホースや接続ナットなどです。
また、いずれも経年劣化や緩みで水道の水をしっかり止められなくなります。
パッキンはゴム製のリング状部品です。
水道の接続部に挟み込まれ、水を漏らさない「密封」の役割を持ちます。
そして、硬化やひび割れ、変形が進むとポタポタした水漏れとして症状が出ます。
応急処置や修理を行う際に重要になるのは止水栓や元栓です。
なお、浴室単体の水を止めるための止水栓が浴室内や点検口付近に、家全体の元栓が屋外の量水器ボックス内などに設置されていることが一般的です。
DIYで直せる?自分で修理できる範囲とプロに任せるべき境界線
DIYで対応しやすいのは「ナットの軽い緩みを締め直す」「シャワーヘッドやホースの交換」「見える範囲のパッキン交換」などです。
なお、工具と基本的な手順を理解していれば自力でも対応しやすい作業です。
しかし、無理に回すと配管が折れて、さらに高額な修理になる恐れがあります。
そのため、少しでも不安があったり、硬いと感じたらプロへの相談を推奨します。
一方で「浴槽下や壁裏からの水漏れ」「給湯器まわりの配管トラブル」「床や天井に染みが出ている」などは、専門知識や点検口からの確認・部分解体が必要になります。
よって、水道修理業者やガス会社への依頼が安全です。
また、お風呂で起きる水漏れを「シャワーのポタポタだから軽症」と誤解して放置すると、実際には配管の劣化が進行していたというケースもあります。
このことから、目に見える症状だけで判断しないことが重要です。
風呂の水漏れ修理・解決具体例
例1:名古屋市中川区・浴室シャワーの水漏れ
名古屋市中川区のマンションで「シャワーを止めてもヘッドから水がポタポタ止まらない」というお風呂の水道トラブルが発生しました。
点検の結果、シャワー切替部分の部品劣化とホース接続部のパッキン摩耗が原因でした。
そのため、水栓内部の部品交換とパッキン交換を行いました。
なお、作業時間は約1時間、費用は出張費込みで1万〜2万円前後が目安となるケースです。
例2:四日市市戸建て・浴槽まわりの水漏れ
四日市市の戸建住宅で「浴槽にお湯を張ると、脱衣所側の床がじわっと濡れる」という相談がありました。
浴槽と壁の取り合い部のシーリング劣化と、浴槽排水栓まわりのパッキン不良が原因でした。
そして、浴槽と壁の隙間から回った水が床下を伝って脱衣所側ににじんでいました。
排水金具周辺の部品交換とコーキング打ち直しを行いました。
3万〜5万円程度の修理で収まるケースが一般的です。
例3:桑名市マンション・浴室排水の流れが悪い
桑名市のマンションで「お風呂の排水の流れが悪く、シャワーを使うと洗い場に水がたまる」という水道トラブルがありました。
排水トラップや配管内に髪の毛や石けんカスが大量に蓄積していました。
よって、目に見える部分の清掃と、必要に応じて高圧洗浄を実施しました。
なお、詰まり解消の費用目安は8千〜3万8千円程度とされています。
【緊急時の応急処置の基本】
お風呂で水漏れに気付いたら、まず浴室内の止水栓、難しければ建物全体の元栓を閉めて水道を止めましょう。
そして、水が広がらないようタオルやバケツで受けて二次被害を防ぎます。
また、電気設備や給湯器まわりが濡れている場合は感電リスクもあります。
むやみに触らず、できるだけ早く専門業者に状況を説明して対応を依頼するのが安全です。
【業者を呼ぶ目安】
次のような場合は、早めに水道修理業者や設備業者に相談することが推奨されます。
- 元栓を閉めないと水漏れが止まらない。
- 浴槽下や壁裏から水の音がする、天井や壁にシミが出ている。
- 排水の流れが慢性的に悪く、自分で掃除してもすぐに再発する。
- 給湯器まわりや循環金具からの水漏れが疑われる。
風呂の水漏れ|よくある質問
Q1. お風呂の水漏れ修理の費用はいくらくらいですか?
浴室の水漏れ修理は内容によりますが、軽度な水漏れなら3千〜3万円前後です。
また、詰まり解消は8千〜3万8千円程度が目安とされています。
Q2. お風呂の蛇口がポタポタしているだけなら放置しても大丈夫ですか?
ポタポタでも放置すると水道代が増えるだけでなく、内部の劣化が進みます。
ある日急に大量の水漏れに発展することがあります。
そのため、長く続く場合はパッキンやカートリッジ交換など、早めの対処がおすすめです。
Q3. 自分でできる風呂の水漏れ時の応急処置は何ですか?
まず止水栓や元栓を閉めて水道を止めます。
そして、水が広がらないよDIYバケツやタオルで受けることが基本です。
シャワーヘッドやホース接続部からの軽い水漏れなら、ナットの締め直しやホース交換、目に見えるパッキンの交換で改善する場合もあります。
Q4. どんな水漏れは業者に頼んだ方がいいですか?
浴槽下や壁裏から水が回っている疑いがある場合、給湯器や循環口まわりからの水漏れ、床や天井にシミが出ているケースは、構造の確認や専門知識が必要なため業者依頼が推奨されます。
また、何度も同じお風呂の水漏れを繰り返している場合も、配管や水道設備自体の交換が必要なことがあるため、一度プロに点検してもらうと安心です。
Q5. お風呂の排水の流れが悪いとき、すぐに業者を呼ぶべきですか?
ヘアキャッチャーや排水口付近のゴミを掃除しても改善しない、悪臭やゴボゴボ音が続く、洗い場に水があふれる場合は、排水管奥でつまりが進行している可能性があります。
高圧洗浄が必要になる前に相談すれば、結果的に費用を抑えられるケースも多いです。
そのため、違和感が続くようなら早めの相談が無難です。
Q6. 浴室の蛇口やシャワーを交換したいのですが、費用の目安は?
浴室の蛇口・水栓交換は7千〜3万5千円程度が一般的な目安です。
また、シャワーヘッドやホースのみの交換なら比較的費用を抑えられることもあります。
よって、症状に応じて業者と相談して決めるとよいです。
まとめ:お風呂の水漏れは早期発見と適切な対処が重要
お風呂の水道トラブルは「蛇口・シャワー」「浴槽・循環金具」「排水」のどこで水漏れが起きているかを見極めることが、適切な対処の第一歩になります。
トラブルに気づいたら、まず止水栓や元栓で水を止める応急処置を行います。
そして、自分で安全にできる範囲(ナット締め・パッキン交換・排水口掃除)かどうかを冷静に判断することが大切です。
症状が重い、原因が見えない、何度も同じお風呂の水漏れを繰り返す場合は、無理をせず水道修理の専門業者に早めに相談することで、被害拡大や余計なコストを抑えやすくなります。